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イラスト・コミック制作の萌画舎LLP

萌画舎はデザイン、イラスト、コミックの制作会社です

大学も、萌えの時代

私の母校のひとつ、佛教大学鷹陵会の機関紙がこんなことに…。

20141219_141848-1.png

別に私のせいではないですよ(笑)。
地味な大学なのに、いよいよ萌えに突入です。

ちなみに「ぶったん」という、ゆるキャラも凄いんですけどね。

http://www.bukkyo-u.ac.jp/buttan

少子化の昨今、大学もいろいろ大変です。

とは言っても、鷹陵会は同窓会組織なので…まして古い大学なので、
OBは老人や坊さん(浄土宗の僧侶養成所でもある)多いから、
果たして理解されるのだろうか…がんばれ佛大。

秋元きつねさんのこと。

CG作家の秋元きつねさんが亡くなりました。
糖尿病による急性大動脈解離ということで、
まだ46歳の若さでした。

はるか昔、この方と同じマンションの、同じフロアに事務所を構えてました。
西新宿、パークハイアット隣のマンション、もう17年も前のことです。

コンプティークで気の合ったライター同士4人で
何かやろうと作った小さな有限会社でした。
私は26歳でした。
97年にうちが入居してまもなく(年末ごろだったかな?)
「隣に越してきた秋元きつねです」

とご挨拶に見えられました。

「大家さんに聞いたら、同じような仕事だって聞いたもので」

とおっしゃられ、

「今度出した本です、どうぞ」

と、下記の本を頂きました。

『LightWave 3DのCGアニメボン』
http://www.amazon.co.jp/LightWave-3D%E3%81%AECG%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%9C%E3%83%B3-%E7%A7%8B%E5%85%83-%E3%81%8D%E3%81%A4%E3%81%AD/dp/4896211952

当時は正直困惑(苦笑)してしまいました。

まあ大家はお爺ちゃんだったのでわからなかったのでしょうが、
うちは今でいうところの萌え系ゲーム攻略、ギャルゲー本、エロゲ本が中心の2次オタ編プロでしたから、秋元さんのような方向性はあまり興味がなく、実際に当時の仲間F(彼も若くして鬼籍に入ってしまったのですが)に「こんな人が来たよ」と本を渡したら「いや、俺ウゴウゴ系苦手なんすよね」と清々しい反応を貰って大笑いしたことを憶えてます。

でも色々あり、私達4人は短い期間で別れることになりました。
会社を畳み、半分ヤケになって入社したのがコアマガジンです。
長くお世話になっていたコンプティークの仕事は自分から切りました。
自分で言っては何ですが、若かったのでしょう。
でもコアマガジンなら自分の本が、もしかしたら編集人として雑誌を出せると、賭けました。

もちろんコアマガジンに入ってしばらくはとても惨めなもので、「自分の会社を潰したくせに」と
言われることもありました。仕方ないので笑って「いやそうなんです~」とへつらうしかありませんでしたが。
待遇も社風も酷いものでした(その後、なぜか適応したというか、意外と合ってた)。

ちょうどその頃、件の(まさに件ですね)秋元きつねさんが『せがれいじり』を大ヒットさせました。

正直悔しかった。

同じように有限会社を始めて、向こうは押しも押されぬ一流クリエイターとなり、事務所を発展させたのに、
私はエロ本屋の小僧ですから、コンプティークでさまざまな記事を手がけ、ちょっと誌上では人気者となり、
事務所を立ち上げさまざまな出版社の本を手がけて名ばかりでも社長になったはずが、

言われるがままのお使いと、献本誌やプレゼントの発送をする小僧に逆戻りでしたから。

20万近い家賃のマンションに事務所を構え、高級オーディオ、高級自転車、骨董、全部パー。
悔しかったです、いや、単にフロアが一緒で、会社始めた時期がたまたま一緒なだけなのにね。
秋元さんもご迷惑な話です。ともあれ、我ながら男の嫉妬というのは面白いものですが。

ただ、幸いにしてその後は何とかやれて、自分の雑誌を持ち、面白おかしく、
それで10年食うことが出来ました。
秋元さんやあの当時のことは考えなくなりました。

しかし、その後の不摂生とストレスで糖尿病になりました。
そう、私も糖尿病です。ケトアシドーシスも経験しています。
ただ良かったのは、会社の健康診断を一応会社員なので受けさせられ、それにより
早期発見できたことです(発見時は血糖値298、Hba1c11.8でした。このヤバさは糖尿病の人ならわかる!)
その前年は何ともなかったのにね。

そして思うのです。
あの時、会社を、事務所を続けてたら、どうなっていたのだろうと。
当時の不摂生と暴飲暴食は凄まじいものでした。健康診断なんか高校出てから、行ったことがない。
自営やフリーランスの恐ろしさです。

おそらく私は30代で死んでたでしょう。

秋元さんがどのような経緯で糖尿病にかかり、そして短時間のうちにお亡くなりになったかは存じませんが、
私の一人よがりな不思議な縁を今回の死をきっかけに想うが故、ここにしたためました。

これを読まれてる方、とくに自営やフリーの方々は、必ず健康診断を受けてください。
節制云々は仕方ない部分もありますしポテンシャルによっても違いましょうから何とも言えませんが、
健康診断は簡単に受けられます。糖尿病と高血圧は本当に怖いです。
ジワジワ来ることもあれば、いきなり来ることもあります。太ってる痩せてるは直接的には関係ありません。
むしろ痩せてる方の糖尿病は危険です。

秋元さんのご無念はいかばかりかと思います。ジャンル気にせず今なら何か話したかったな。
秋元さんは気さくで、私とたまたま出くわすと何か話しかけてくれたりしてましたから。
当時の私は調子に乗ったバカなガキだったので、よい対応をしていなかったと思います。心残りです。

秋元きつねさんのご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

テーマ:社会ニュース - ジャンル:ニュース

さらば青春のパソコンパラダイス

パソコンパラダイスが休刊しました。

実は私、この雑誌が初めての原稿料を貰った仕事でした。
21歳の時ですね、もう20年以上前の話です。

これがその当時の表紙です(物持ちいいな俺…)

CCF20140206_0001_convert_20140301102105.jpg

ひでSANの描くランスやアリスちゃん、シィルが懐かしいです。

当時はコンプティークのアルバイトで雑用が主でしたが、
仕事もしないで編集部のゲームで遊んでばかりいる私
(それもエロゲばかり)に
常駐フリー編集のMさんが「エロゲの原稿書かへん?」
と誘ってきたのです。

エロゲばっかやってるバイトに他誌の原稿を書かせようなんて、
よほど誰でもよかったのでしょう…。

で、原稿料までくれるというので大喜びで
当時パソパラを編集していた
早稲田のサイテック(後のピーズサイテック)という編プロへ。
もちろんコンプ編集部には内緒、
事の重大さを分からない私でございました。

原稿料は1ページ5,000円(安い…)
でも当時の私はとても貧乏で、
日々の食事にも困る状態でしたから
エロゲやってワープロで文字打つだけで
お金が貰えるなんて夢のような話だと飛びつきました。
また、原稿整理とお使いと簡単な編集補助ばかりの当時の私には
(いやそれはお前が遊んでばかりだからだ)
とても魅力的なお仕事だったのもあります。

で、初原稿がこれ。

CCF20140206_convert_20140301102019.jpg

凄い絵面ですね…でも当時はこんなものでした。
ましてこれ、MSX2だし…
(この当時でもすでに死滅寸前)
ビデオプリンターでキャプチャーし出力した紙焼きで
入稿してますんで、パソパラに限らずコンプティークでも
紙面中のゲーム画面はこんなものでした。
(PC98とかはポジで画撮できる専用機があったので、
もう少し綺麗に出ました)

結局、この件がコンプティーク編集部にバレて、
クビを覚悟した私ですが、当時のT編集長が
「書けるならうちで書きなさいよ、編集部員なんだから」
と無能なバイトを哀れんでかお慈悲をくださり、
それ以降、何だかんだでずっとこの仕事だけで
ご飯を食べてこられました。
(本当に感謝してます)

そんなこともあって創刊当初の3号しか書いてない
パソコンパラダイスですが、
短いながらも個人的に色々あったのと
初めて原稿料を貰った仕事ということもあって、
じつに思い出深い雑誌です。

お疲れ様でした、そしてありがとう。

©MEDIAX 1993

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

日本のお父さん、さようなら

波平さん役でお馴染みの永井一郎さんがお亡くなりになり、ふと昨年、東京スポーツにこんな記事で寄稿(インタビューでの口述形式でしたが)したのを思い出しました.
(内容はマスオなんですが…)

CCF20140201_0001_convert_20140201152430.jpg

小さい頃から慣れ親しんだアニメの世界の「お父さん」がまたひとり去ってしまい、天命とはいえ寂しい限りです。永井さんお疲れ様でした。

©東京スポーツ新聞社2013年

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

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プロフィール

hougashallp

Author:hougashallp
代表・上崎 洋一(uesaki hirokazu)
1995年より運営してきた編集およびライティングのプロダクションを1997年に有限化。2012年にコミック・イラスト制作のプロダクション萌画舎として改組、300名以上の漫画家、イラストレーターとともにコミック、キャラクターデザイン、イラスト、各種グラフィックを中心に制作及びディレクションを手がける。2014年にLLP(有限事業責任組合)化。
日本イラストレーション協会会員。

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